川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

妻問う君を 高群逸枝

朝、海で泳いで来ました。昨日、突ついてきた魚のテリトリーのぎりぎり隣で泳ぎました。昨日は海蛇も見たので、細長いものが海蛇に見えてドキッとしました。今日は県立図書館の本を借りるために役場に行ってきます。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、女性史学の創設者である高群逸枝熊本県に生まれ、25歳の時に恋愛結婚し東京に出る。アナーキズムに出会い女性史研究を志す。37歳からの33年間はいっさい外出することなく研究に没頭する。古代の「母系制の研究」、中世までの「招婿婚の研究」などを刊行する。

「七夕に妻問う君を尋ね行く 高群逸枝 に感じて 端遊」

七夕が8月の季語です。七夕は牽牛・織女が1年に1度会う物語で、中国では漢の時代に初出があり、日本では奈良時代に伝わっているので、招婿婚がありかなと思いました。「尋ね行く」は逸枝になったつもりで「訪ね行く」とはしませんでした。


f:id:tanyuu4792:20200820104241j:image