川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

しゃもじ振る 奥むめお

朝、海に泳ぎに行きました。台風8号のせいか水面だけでなく底の方も水が動いており、体が持っていかれるようで疲れる泳ぎでした。帰ってしばらくすると隣人が網戸とテレビの具合を見に来てくれました。網戸は上手くいき、テレビはダメでした。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、終生婦人・消費者問題に活躍した奥むめお福井県に生まれ、年少の頃から婦人労働問題に関心を持つ。日本女子大学を卒業後に記者となり、短期間ながら紡績女工となり、そのレポートが反響を呼んだ。平塚らいてう達と新婦人協会を創設し、27歳の時にはかつて拘引された治安警察法を改正させた。さらに苦しんでいる婦人たちと共に家事・育児の実践運動を始める。戦中は大政翼賛会に協力したが、戦後は参議院議員となり、主婦連合会を結成して、エプロンとしゃもじを旗印に消費者運動を展開する。

「しゃもじ振る女ゴの力新豆腐 奥むめお に感じて 端遊」

新豆腐が8月の季語です。新大豆で作った豆腐で、聞いただけで滋味に富んでいるようです。季語が少なくなりチョッと無理しています。むめおは国会でも大根や牛乳の話を展開したようです。


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