川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

インターネットも復旧!

電話は今日の朝には使えるようになりました。でも、インターネットは夕方に復旧となりました。電話まで島中が使えなくなったのは、初めての経験でした。我が家はテレビが無いのでネットが使えないとスゴく寂しい環境となり、復旧には本当にほっとしました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、庶民の女性運動家として活躍した小西綾。大阪で生まれ15歳で父を亡くし、母と鐘紡中島工場で働く。世界大恐慌による減給の時、ストライキで対抗する首謀者としてクビになる。28歳で結婚し一子を得るが家柄から離婚となる。36歳で労働者の文化運動・新築地劇団のマネージャーをして逮捕される。41歳で終戦、男女平等・主権在民に踊り出し、さらに女性の地位向上のため低賃金労働者や農村女性と話す会などで活躍する。

「無月でも真ん丸月が踊り出す 小西綾 に感じて 端遊」

無月が9月の季語です。空が雲で覆われて、全く名月が見えないことを言います。本の写真の綾は丸いお月さんのような顔ですが、70歳からの「魔女コンサート・中高年ディスコ」などは、常に回りを勇気づけたようです。


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