川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鳥兜 金子文子

朝、隣町に行き三人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。土曜日で英語が休みなので本を読んだりしました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、アナキスト金子文子。神奈川県に生まれるが、両親は結婚しておらず学校にも入れなかった。9歳で朝鮮の遠い親戚に預けられ、下働きのようにこき使われる。15歳で帰国し女医を目指すが社会に疑問を感じる。朝鮮人活動家の朴烈と出会い同棲する。1923年18歳の時、関東大震災の後、夫と共に連行される。21歳の時、天皇と皇太子へのテロ計画を問われ死刑判決を受ける。11日後に恩赦により無期に減刑されるが、すぐさま恩赦状を破り捨て、三ヶ月後、刑務所内で自殺する。

「鳥兜含みて謳う性(サガ)のまま 金子文子 に感じて 端遊」

鳥兜が9月の季語です。猛毒を持つ濃紫色の花です。朴と一緒になったのは同情ではなく、同志愛と性愛が一致したからと述べ、法廷にはチマ・チョゴリを着て、朝鮮民族との共闘・天皇制批判を展開しています。文子には川柳を考える前から鳥兜でと思っていました。


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