川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

僕のアーカイブ 10/23

祝日も、当分僕の別の「唄とお面のブログ」から川柳と習字の分を載せます。

7月23日

昨夜、寝ようとしているところへ突然3人のお客さんが来て楽しい一時でした。遅く寝たのですが、いつもの時間に起きて海に泳ぎに行きました。
今日の川柳は「女たちの20世紀」より、女性・民衆のために戦い大逆事件で30歳で処刑された管野須賀子。大阪で生まれ19歳で東京の裕福な商家の息子と結婚するが離婚。21歳で新聞社に入社し記者となる。少女期の強姦を告発したり、廃娼運動にも関わる。26歳で荒畑寒村と結婚、27歳で赤旗事件に連座し以後行動主義となり、28歳で幸徳秋水と結ばれる。29歳で天皇暗殺計画・爆弾製造が発覚し検挙され死刑を執行される。
「麗しの君紙魚(シミ)となり歴史喰う 管野須賀子に感じて 端遊」
紙魚(シミ)が7月の季語です。紙魚は1センチ程度の細長い昆虫で紙や衣類を食いちぎります。僕も初めて知りました。本の須賀子の写真は子供時代のもので、とても麗しくありませんが、ウィキペディアの写真は綺麗です。肺結核も患っており何だかチョッとほっとしました。


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