川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寝待月 厚木たか

朝、隣町に行き二人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。嫁さんは小学校に習字を教えに行き、午後は近くの友人宅で米寿のお祝いの手伝いをしています。島は秋です。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、ドキュメンタリー映画作家の厚木たか。群馬県に生まれ、日本女子大学卒業後、23歳で日本プロレタリア映画同盟に参加し、32歳の時、芸術映画社に入社する。戦前・戦中はフィルムの調達も難しい厳しい活動が続いた。戦後は婦人民主クラブの創設に加わり、映画製作も着実に続け1975年には反核の「われわれは監視するー核基地横須賀」を発表する。1973年に空母艦ミッドウェイが横須賀を母港としているが、日米政府間の密約で核搭載を黙認している。

「寝待月そろそろ来るかミッドウェイ  厚木たか  に感じて  端遊」

寝待月が9月の季語です。待っていても仕方がないので、寝ながら月を待つという意味です。夜が更けそろそろ、そろりそろりと来るかな・・・と望遠レンズ構え・・・「そろそろ」を連綿で書いてもみたのですが、一朝一夕にはいかないと分かりました。


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