休日は、当分僕の別の「唄とお面のブログ」から川柳と習字の分を載せます。
7月27日
朝、海に泳ぎに行きました。潮位が低く浅かったので慎重に方向を探りながら泳ぎましたが、ぐっと曲がってしまいました。帰って雑草のしまつをしたり、洗濯をしたりしたので、ご褒美にあんみつを食べました。
今日の川柳は「女たちの20世紀」より、日本で初めて国際的な名声をつかんだオペラ歌手の三浦環。東京に生まれ音楽学校を卒業後母校で教える。27歳で帝国劇場に所属し、31歳で2度目の夫とヨーロッパに出発し、アメリカも含め15年間活躍する。「蝶々夫人」の作曲者プッチーニを理想どおりと感嘆させ、本場イタリヤで2000回上演の記録を達成する。環が少女時代日舞を習い所作が自然なこともプラスしていた。一方で、日本の新聞は彼女の恋愛を悪趣味・非常識と書き立てた。
「恋い焦がれ炎昼の蝶歌い舞う 三浦環に感じて 端遊」
炎昼が7月の季語です。灼けつくような暑さで蝶はフラフラのようです。本では恋愛への中傷を意に介さずとありますが、写真の顔はナイーブで、ネットで調べると大分気を使っていたようです。