川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

団栗 羽田澄子

朝、隣町のランが休みになったので、近くの海沿いを走ってきました。海外のポップスを聴きながら1km走っては休みを繰り返しました。ますます体重を落としたくなりました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、記録映画監督の羽田澄子。中国で生まれ、16歳で旅順高等女学校を卒業して満州を引き上げる。東京の自由学園に入り、終戦の年に卒業する。24歳の時、岩波映画製作所に就職し、31歳で「村の婦人学級」を初監督し、以後55歳で定年退職するまで80本あまりを撮る。以後、夫の会社である自由工房で活躍し、56歳で「早池峰の賦」59歳で「AKIKO―あるダンサーの肖像」60歳で「痴呆性老人の世界」などを発表する。

「団栗の一つひとつの不思議撮る 羽田澄子 に感じて 端遊」

団栗が10月の季語です。櫟ばかりでなく楢・樫などの実も団栗の仲間です。みんな命を繋いでいく不思議の塊です。澄子は85歳で「遙かなるふるさと―旅順・大連」を発表しています。


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