川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

火祭り 藤田昭子

朝、昨日ロングランをしたので、今日はバイクを漕ぎました。漕いでいる途中でラインが入り、島で初めてのコロナ患者発生とのことでした。そして今、今後の注意点が町内放送されました。いよいよ島でもコロナが身近なものになって来ました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、野外彫刻家の藤田昭子。東京に生まれ、障害児教育を志して美術学部に入り、学生時代に幼児から成人まで指導にあたる。10代から美術会にデビューしたが、40代に入って従来の彫刻にあきたらず、大地に直に粘土を積み上げて野焼きする野外彫刻の表現にたどりつく。「原・住居」をテーマに農地に「出縄」を制作し、ブラジル、ドイツなど海外でも野焼きで制作する。先住民族をはじめ昭子に共感した人々が、共に祈り制作する。

「火祭りや縄文の夢掻き立てて 藤田昭子 に感じて 端遊」

火祭りが10月の季語です。鞍馬の火祭りが元祖です。昭子は63歳の時、新潟県長岡市国立武蔵丘丘陵公園内に「原・集落」をイメージしたモニュメントを建立しています。


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