川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

案山子  ヨネヤマママコ

朝、海沿いを走ってきました。今日は宮城から僕の従妹が来るのに、島はコロナが発生し、風強く寒い天気でチョッと残念です。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、パントマイマーのヨネヤマママコ。山梨県に生まれ10歳で終戦を迎える。高校でダンス部を創設し、創作舞踏に熱中する。東京教育大学に入り、パントマイムのマルセル・マルソーから大きな衝撃を受け、19歳で創作「雪の夜に猫を捨てる」を発表する。23歳でNHK番組「私はパック」で大評判となる。しかし芸能界では孤独を感じ、25歳で渡米し「道化」を発見し創造していき、大学や劇団でマイムを教えた。37歳で日本に戻り各地で公演・指導する。56歳でパリ郊外にアトリエを構え、フランスと日本で活動し、マイム・歌・語り融合の表現を確立する。

「案山子はネ踊りたくてネ空見てる  ヨネヤマママコ  に感じて 端遊」

案山子が10月の季語です。回りが水田の環境で育ったので案山子はお馴染みでした。「女たちの20世紀」は今日が最後です。ママコと案山子はどんな川柳になるかな・・・と、取っておきました。


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