川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

文化の日 19 鞍作鳥

朝、今日も1時間遅れの6時に起きました。6時起きがくせになりそうです。嫁さんも習字を教えに小学校に行く日なので早く起きて来ました。バイクを漕いでから習字をしていたら、友から柿と明太子を頂きました。

今日は「日本史1200人」の第19番の鞍作鳥です。

鞍作鳥(クラツクリノトリ)は、姓は村主で、飛鳥時代の渡来系の仏師、技術者である。法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像(623年)が代表作で、法隆寺等には同系統の「止利様式」と呼ばれる仏像が現存する。杏仁形の眼、古式の微笑(アルカイックスマイル)などの特色がある。蘇我氏と深いつながりがあったと見られ、大化の改新により蘇我氏が失脚すると止利様式の作品も見られなくなる。 

「御仏の口元笑みて文化の日 鞍作鳥 に感じて」

文化の日が11月の季語です。文化の日法隆寺に行って釈迦三尊像を見ましたという趣向です。1500年近く前の作品を見られるなんて素敵です。アルカイックスマイルは紀元前6世紀頃の古代ギリシャの像に見られ、口元だけ微笑み、生命感と幸福感を演出するとされています。

習字は「・・・笑みて」までは1500年続いていること、「文化の日」は現代のことなので、字体を変えました。何枚も書いたのですが、今日も、まァ〜・・・と妥協しました。


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