川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

松飾る 36 藤原不比等

島は今日は曇りで寒くなってきました。宮城から−2℃というメールが来ましたが、こちらは21.5℃と返信しました。

今日は「日本史1200人」の第36番の藤原不比等(659〜720)です。

藤原不比等は、藤原鎌足の次男である。父の関係から大友皇子の近江朝側にいたので、下級官人から出発している。697年、文武天皇の擁立に功績があり、更に大宝律令編纂において中心的な役割を果たしたことで、政治の表舞台に登場する。また、皇室との関係を深め、文武天皇の即位直後には娘の藤原宮子が天皇の夫人となり、文武天皇と宮子の間には聖武天皇が生まれ、さらに娘の光明子聖武天皇に嫁がせた。

「大宝の家名や高き松飾る 藤原不比等 に感じて」

松飾るが12月の季語です。門松には歳神が降臨すると言われています。698年には不比等の子孫のみが藤原姓を名乗り、太政官の官職に就くことができるとされました。また、光明子不比等の死後、光明皇后となり初の非皇族の人臣皇后となりました。

習字は、一行目は隷書風、二行目は細く鋭く、三行目は太く豊かに、というつもりで書きました。半紙の縦使いで初めて、折を入れないで書きました。思ったより曲がらずに自由に書けました。


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