川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

煤払 46 和気清麻呂

朝、隣町に行って三人でいつものコースを楽しく走り・お喋りして来ました。今日は久しぶりに晴れて、日差しも風も気持ちよく、嫁さんと昼は浜に散歩にいき、夕方は海沿いをジョグに行きました。

 「日本史1200人」の第46番の和気清麻呂(733〜799)です。

769年、宇佐八幡宮から神託として、称徳天皇が寵愛していた「道鏡皇位に就かせれば天下太平になる」と奏上され、道鏡は自らが皇位に就くことを望む。称徳天皇は神託を確認するため清麻呂を召した。清麻呂八幡宮に参宮し、身の丈3丈(約9m)の満月のような形をした大神の神託「天の日継は必ず帝の氏を継がしめむ」を持ち帰り報告した。清麻呂の報告を聞いた称徳天皇は怒り、別部穢麻呂(ワケベノキタナマロ)と改名させて大隅国への流罪とした。

「ご神託穢(キタナ)麻呂デス煤払 和気清麻呂 に感じて」

煤払が12月の季語です。清麻呂称徳天皇崩御後に光仁天皇に呼び戻され、桓武天皇のもとで高官となり活躍しました。神託報告の影には藤原百川らの存在があったと考えられています。

習字は、47番の道鏡の日だと思い、これを完成させてから、46番の清麻呂と気づいて慌ててやり直しました。「ご神託」はとぼけて、「穢麻呂」は穢く、「煤払」はキッパリと、という感じで書きましたが、特にアイデアは浮かばず、面白みがイマイチです。


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