川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

飾売 48 柿本人麻呂

昨日、新年を迎えるために、ガスレンジとお面の周りを掃除し、すごくスッキリしました。夕方、30日からの寒波について役場から放送がありました。寒さの注意なんて、亜熱帯のこの島で聞いたのは初めてです。それから夜は、お節を食べ始めました。美味しく楽しい一夜でした。今日はもうすぐ雨が止みそうなので、洗濯物を干します。

 「日本史1200人」の第48番の柿本人麻呂です。

人麻呂の経歴は定かではなく、年代の判明している歌は持統天皇の即位からその崩御にほぼ重なっている。彼は「万葉集」第一の歌人といわれ、枕詞、序詞、押韻などを駆使して格調高い歌風である。彼の歌は、讃歌と挽歌、そして恋歌に特徴がある。賛歌・挽歌については、「大君は 神にしませば」など天皇即神として賛美したり事績を詠んでいる。恋歌は、恋物語を詠んだもので、実体験ではないとの理解が大勢である。

「大君(オオキミ)は神様ですと飾売 柿本人麻呂 に感じて」

飾売(カザリウリ)が12月の季語です。新年に使用する飾り物を売ることです。人麻呂は持統天皇の飾り物を、沢山作ったのかな・・・姉の子を自殺に追い込むまでして、息子に皇位継承させようとした人だけど・・・新しい枕詞をどんどん創り、いかに飾って、いかに格調高くするかに酔った人かな・・・

習字は、全体に女性っぽく書きました。「神様ですと」は、人麻呂が本当に思っていたのか疑問も込めて小さく書きました。何だか余り書きたくない字ってあるんだなァ〜と思いました。


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