川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

凍蝶 64 文武天皇

 4〜5日前からタブレットの反応が鈍くなって来ました。そして昨夜、映画を見られなくなりました。クラウドSIMという新しいWiFiに飛びついたのが悪かったのかな、明日会社に電話しようかなと、暗い気持ちで試しにルーターを再起動したら、見事にキレイな映画になり、思わず見惚れて遅くまで見て、朝は遅くなりました。

「日本史1200人」の第64番の文武天皇(683〜707)です。

草壁皇子の長男。母はのちの元明天皇。697年、祖母・持統から譲位されて天皇になる。当時15歳という先例のない若さだったため、持統が初めて太上天皇を称し後見役についた。後の院政形式の始まりである。妃や皇后を持った記録は無い。701に大宝律令が完成し公布している。また、新たな官位制も定めているが、25歳で亡くなる。

「婆ちゃんの過保護虚しや凍蝶の 文武天皇 に感じて」

凍蝶(イテチョウ)が1月の季語です。死んでると思うと羽ばたいたり、生きてると思うと息絶えていたりします。文武天皇のエピソードは殆どありません。祖母のエピソードは沢山あり、若い天皇を凍らせるようなものもあります。また皇后については、持てなかったのか、消されたのか、謎となっているようです。

習字は、「婆ちゃんの」は強いけど弱い、「過保護」は強いけど脆い、「虚しや」は優しく弱い、「凍蝶の」は寂しく寒い、というつもりで書きました。


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