川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒中水泳 68 犬上御田鍬

 朝、家を出る時は雨が少し降っていたのですが、隣町に行って三人でいつものコースを楽しく走りお喋りして来ました。今日は久しぶりに青空の一日のようです。

「日本史1200人」の第68番の犬上御田鍬(イヌカミノミタスキ)です。

犬上氏は日本武尊の子・稲依別王の後裔とされる。614年最後の遣隋使として隋に渡り、翌年に百済使を伴って帰国した。630年に第1次遣唐使の大使として唐に遣わされる。631年使節一行は皇帝・太宗と謁見した。この際、太宗はその遠いことを憐れみ、毎年の入貢をやめさせたという。翌年に使節一行は唐使・高表仁を伴って対馬国に着いた。高表仁は翌年に唐へ帰国した。

「寒中の水泳ご免唐使船 犬上御田鍬 に感じて」

寒中水泳が1月の季語です。百年以上後の鑑真でさえ6回目にやっと海を渡って日本に着きました。遣唐使船は横波にはコロッといきそうです。冬に和服で水泳は無理だろうな・・・

習字は「寒中の」寒くて嫌そうに、「水泳ご免」は溺れそうにグニャグニャに、「唐使船」はおもちゃの船のように、というつもりで書きました。この頃は字に迷い、紙をいっぱい使ってます。


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