川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春動く 85 伊治呰麻呂

 今日も少しゆっくり起きてしまいました。晴れていたので海沿いを走っていたら雨が降ってきました。少し強い雨でしたが冷たくないので走り続けました。途中、後ろからプッと鳴るので横を見たら、友が車の中から手を振ってくれていました。

「日本史1200人」の第85番の伊治呰麻呂(コレハリノアザマロ)です。

8世紀後半に陸奥国蝦夷の族長で、朝廷から官位も授けられていたが、780年、俘軍を率い突如として反乱を引き起こす。多賀城には城下の人民が保護を求めて押し寄せたが、朝廷軍は逃亡してしまい、数日後には反乱軍が到達し物資を略奪し、城を焼き払った。これは、朝廷による支配の成果を烏有に帰せしめるものであった。反乱の理由としては、個人的な屈辱に対する怨恨の他、朝廷に対する多数の蝦夷の怨恨の両方が推測されている。

「春動く朝廷チョロい反乱だ 伊治呰麻呂 に感じて」

春動くが2月の季語です。寒いなか、万象の変化が見え、草木も芽吹く準備です。蝦夷にも反乱の時期到来です。政府に帰属した蝦夷が協力した時代は呰麻呂の乱によって転換し、律令国家と蝦夷が全面対決する局面へと移行して行きます。

習字は、「春動く」は反乱の動きなので不気味に鋭く、「朝廷チョロい」は子供っぽく、「反乱だ」は勢いよく、というつもりで書きました。「チョロい」と「乱」がくっついてしまったのですが、その対比が面白いとの嫁さんのアドバイスで合格にしました。


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