川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

菜種御供 91 菅原道真

 昨日、ルイボスティーの効能を知りました。僕はノンカフェインという理由だけで飲んでいたのですが、ダイエットや便秘にもいいということで早速、濃いルイボスティーを飲むことにしました。それからウィスキーを割っても美味しいので、びっくり嬉しいでした。で、ルイボスティーで割って一番美味しいと評判のキンミヤ焼酎を6パック注文しました。

「日本史1200人」の第91番の菅原道真(845〜903)です。

現在の京都に生まれる。幼少より詩歌に才を見せ、32歳で文章博士となり、朝廷の文人社会の中心的な存在となる。886年、讃岐守を拝任したが、左遷の噂に悲しみの意を表している。887年、摂政藤原基経による紛争に、道真が国司ながらに諌めたことに、宇多天皇が信頼を寄せ、後側近として抜擢する。醍醐天皇の治世でも899年に右大臣に昇進して、基経の子の時平と肩を並べたため、策謀にかけられ901年、大宰府に左遷され2年後に京へ帰ることなく没した。

「菜種御供(ゴク)忌日(キニチ)が季語だ大出世 菅原道真 に感じて」

菜種御供が2月の季語です。菅原道真の忌日です。神前に供えた飯に菜の花を挿します。歳時記に載ってズーッと残るなんて羨ましいな・・・道真没後、藤原時平醍醐天皇の皇子が相次いで死去し、清涼殿への落雷で多数の死傷者が出ました。人々は祟と恐れ、霊を鎮めると共に、王城鎮護の神として祀りました。後世は学問の神様として崇められます。

習字は、「菜種御供」はサラサラと、「忌日が季語だ」はスッキリと、「大出世」は左遷を見えを切って蹴飛ばすように、アクドク強く、というつもりで書きました。


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