川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

追儺(ツイナ) 93 安倍晴明

 一昨日の夜は近くの友夫妻と久しぶりに楽しく、いっぱいお酒を頂きました。で、昨日は全日ゆっくり休みました。今日の朝は風邪を引いたようで、なかなか起きられず、ランもゆっくりでした。

「日本史1200人」の第93番の安倍晴明(921〜1005)です。

現在の大阪に生まれ、陰陽師賀茂忠行・保憲父子に陰陽道を学び、天文道を伝授されたという。50歳頃、天文博士に任ぜられ、保憲が没した頃から陰陽道内で頭角を現す。59歳で後の花山天皇の命で那智山の天狗を封ずる儀式を行い信頼を得る。993年、一条天皇が急病のおり、晴明が禊(みそぎ)を行うと、たちまち病は回復した。また、1004年に深刻な干魃のおり、雨乞いの五龍祭を行うと雨が降り、晴明の力によると記されている。

追儺(ツイナ)だゾ陰陽五行で鬼退治 安倍晴明 に感じて」

追儺が2月の季語です。宮中で毎年大晦日に行われていた悪鬼払で鎌倉時代まで続いていました。陰陽道は、自然界の万物は陰と陽の二気から生ずるとする陰陽思想と、万物は木・火・土・金・水の五行からなるとする五行思想を組み合わせ(陰陽五行説)、その変化を観察して瑞祥・災厄を判断する技術であり、中国の占術や天文学神道道教、仏教など様々な影響を受け取って日本特異の発展を遂げたものと考えられています。

習字は、「追儺だゾ」はスッキリと、「陰陽五行で」は不思議なように少しクネクネと、「鬼退治」は勢いよく、というつもりで書きました。相変わらず「鬼」が恐くなりません。


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