川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

端午 3 メスアンネパダ

 土曜日に1回目のコロナワクチンを接種して来ました。接種の人より係の人が多いのにはビックリしました。昨日は、英単語の本とエアコンを注文しました。で、今日の朝は海沿いをロングランして来ました。マイペースでゆっくり走ろうと思ったのですが、帰りは自衛隊の方に遅れないように走り、疲れました。

「世界史1200人」3 メスアンネパダ(前2600年頃)

古代メソポタミア・ウル第1王朝の創設者とされる王。「シュメール王名表」によると80年在位したとされる。ウル市の洪水で堆積した層の中から彼の名前を刻んだ円筒印章(印影)が発見されており、彼と彼の妻の名を刻んだラピスラズリのビーズも発見されている。これらから彼の妻がニントゥルと言う名であったことが知られており、ウルク第1王朝の王ギルガメシュと同時代人であったと考えられている。メスアンネパダはキシュ王(伝説的な大洪水の後、最初に王権が降りたとされる都市がキシュ≒世界の王)を名乗り、覇権的性格を持っていたと考えられる。

端午には妻とタンゴじゃ祝うぞよ メスネアンネパダ に 端遊」

端午が5月の季語です。5月5日の男子の節句で、元来は武運長久を願った武家の行事です。4600年以上前の妻の名前も残っているので川柳にも何か入れたいなと思いました。メスアンネパダにはア・アンネパダという息子がいたことが考古学的には確認されていますが、シュメール王名表には記載されていません。これはメスアンネパダとア・アンネパダの名前が似ていたために混同され漏れたと考えられ、メスアンネパダの在位年数80年は実際にはア・アンネパダの在位年数を含んでいると推定されています。

習字は、「端午には」は楽しそうに、「妻とタンゴじゃ」は踊っているように、「祝うぞよ」は大胆に、というつもりで書きました。


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