川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蚊 14 シャンポリオン

 朝、島に大雨警報が出ました。で、家でバイクを漕ぎました。これから傘をさして健康診断に行こうと思っています。

「世界史1200人」14 シャンポリオン(1790〜1832)

フランスのエジプト学者。1799年、ナポレオン1世のエジプト遠征で、部下がロゼッタストーンを発見した。この碑文には3種の文字が使われており、シャンポリオンはこれらが同じ内容を書き表したものと推測、その中のギリシア文字を頼りに、1822年に神聖文字(象形文字ヒエログリフ)の解読に成功した。功績を称えて、小惑星(3414)がシャンポリオンに因んで命名されている。

「アウッ蚊め神聖文字で宇宙だぜ シャンポリオン に 端遊」

蚊が6月の季語です。プーンと飛んで来て血を吸うのは雌です。シャンポリオンが宇宙にも知られたことを句にしました。彼は9歳でラテン語を話し、高等学校では中国語を含む多くの古代語を学び、20歳までにラテン語ギリシア語、ヘブライ語、アムハラ語、サンスクリット語、アヴェスタ語、パフラヴィー語、アラビア語、シリア語、ペルシア語、中国語などを習得しました。発見されたばかりのロゼッタ・ストーンをイゼール県知事だった数学者ジョゼフ・フーリエに見せてもらって以来、そこに書かれている文字(ヒエログリフ)の解読に取り組み始めました。

習字は、「アウッ蚊め」は蚊に刺されたように、「神聖文字で」は昔の文字のように、「宇宙だぜ」はチョッと威張ったように、というつもりで書きました。


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