川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

時の日 17 アッシュル・バニパル

 朝、海沿いをロングランして来ました。久しぶりに快適に走ることが出来ました。午後は隣町の友が遊びに来ます。

「世界史1200人」17 アッシュル・バニパル(前650頃)

古代アッシリア王国(現イラク周辺)の王である。治世の間、アッシリアは世界史上最大の帝国であり、首都ニネヴェは約120,000人の住民を持ち、恐らくは世界最大の都市であった。アッシリア帝国は領土拡大を続けつつも経済的に繁栄した。アッシリア最後の偉大な王とみなされる。しかし彼の死後、帝国は急速に衰退した。古代の貴重な資料の宝庫・ニネヴェ図書館を設立した。宗教的文書・伝統的な物語など様々なジャンルの30,000点もの粘土板文書を集め、「ギルガメシュ叙事詩」のような古代の文学作品が数多く今日に伝えられ、近現代のアッシリア学の発展に多大な影響を与えている。

「時の日や古代の知恵が花開く アッシュルバニパル に 端遊」

時の日が6月の季語です。6月10日の時の記念日です。天智天皇の661年に初めて水時計を使用したことによります。長い時を経て、図書館が古代の知恵を明かしてくれたと思いました。ニネヴェは前612年に破壊され、図書館は焼け落ちた宮殿の壁の下に埋まり、その後2千年の間、歴史から失われました。19世紀に発掘され、ジョージ・スミスによって翻訳されたことで、古代メソポタミアの文書が現代にもたらされました。

習字は、「時の日や」はスッキリと、「古代の知恵が」は細く柔らかい線で古代の感じを、「花開く」は強弱を付けて、というつもりで書きました。


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