川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

アヤメ 19 サウル

 昨日は教育委員会や役場に行ったりして、何かと忙しい日でした。で、今日はゆっくり起きて、ゆっくり海沿いをジョグしてきました。

「世界史1200人」19 サウル(?〜前1010頃)

預言者サムエルに選ばれ、イスラエル初代の王になる。最初の戦闘で民に王として歓迎される。その後も息子や家臣たちと共にイスラエルを率いて、周辺民族と勇敢に戦った。しかしアマレク人との戦いで「アマレク人とその属するものを一切滅ぼせ」という神の命令に背き、美しい王を殺さなかったため、神の心は彼から離れた。神の声を伝えていたサムエルも去った。ペリシテ軍との戦いの際、サウルは主に伺いをたてるが答えを得られず、自ら断ち滅ぼしたはずの口寄せに頼った。サムエルが現れるが「主はイスラエルの軍勢をペリシテびとの手に渡される」と言い渡される。サウルはこの戦いの中で、息子たちと共に追い詰められ、剣の上に身を投げて自害した。

「チョッとです言い訳悲しアヤメ散る サウル に 端遊」

アヤメが6月の季語です。花言葉は「良い便り・メッセージ」です。神の命令に背いたのは「チョッと!」とサウルの声が聞こえます。預言者サムエルはサウルをあきらめ、神の言葉によってひそかにダビデに油を注ぎました。ダビデは巨人ゴリアテを討って有名になり、竪琴の名手としてサウルに仕え、立琴によってサウルから悪霊を除いたとされ、初期の音楽療法とみなされているそうです。

習字は、「チョッとです」は強弱を付けて、「言い訳悲し」は弱々しく、「アヤメ散る」は散るように、というつもりで書きました。


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