川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

競馬 26 シャープール1世

昨日まで3日続けて走ったせいか、今日は起きられませんでした。英語とエクササイズだけして、嫁さんとおしゃべりしてました。

「世界史1200人」26 シャープール1世(?〜272)

イラン・ササン朝第2代の王。260年にはローマ軍をエデッサの戦いで破って皇帝ウァレリアヌス帝を捕虜とした。このときの勝利の記念として、ナクシュ・エ・ルスタムの岩壁に、ウァレリアヌスが馬上のシャープール1世に降伏しているレリーフがある。261年にはカッパドキアに進出したが、都市国家パルミラの抵抗に遭って大敗し、勢力は結局ユーフラテス川以東までにとどまることとなった。東方ではクシャーナ朝と交戦し、これを破ってアフガニスタンに進出している。文化面においてはギリシア、インドの医学や天文学、哲学などに深い造詣を示し、その研究と翻訳を進めた。

「見よローマ競馬の勝利時を越え シャープール1世 に 端遊」

競馬が6月の季語です。平安時代以来の神事だそうです。シャープール1世とローマ皇帝が馬で一騎打ちしているカメオも残っています。何となくペルシア馬の方が強い気がします。宗教面においては、ゾロアスター教を国教に定める一方、242年に預言者のマニと会見し、彼の唱える新興宗教マニ教に強い関心を示して、これを保護しました。

習字は、「見よローマ」はスッキリと、「競馬の勝利」は曲線的に強弱を付けて、「時を越え」は直線的に強弱を付けて、というつもりで書きました。


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