川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

焼鳥 125 エゼキエル

 朝、隣町に行き一人でいつものコースを駅伝のつもりで走ってみました。今日は寒かったのでシャワーを浴びてホッとしました。

「世界史1200人」125 エゼキエル(前590頃)

前6世紀頃、ユダ王国からバビロンへ強制連行された(バビロン捕囚)。ユダ王国滅亡後に、ユダヤ人の救済とイスラエル復活について預言した。エゼキエル書の前半24章までは、偶像崇拝や異教徒との姦淫など不信仰とされる行いをユダヤの民に対して警告し、審判が下る事を告げている。 「それゆえ、主なる神はこう言われる、あなたはわたしを忘れ、わたしをあなたのうしろに捨て去ったゆえ、あなたは自分の淫乱と淫行との罪を負わねばならぬ」次に32章までは、周辺諸国のエジプトなどに対する預言が行われる。 次に、エルサレム陥落後の捕囚民に対する慰めや、祖国への帰還の約束などが預言される。 また40章以降には、神殿の再建や礼拝の規定、将来の国家への細かな規定などが書かれている。

「淫乱と淫行の罪焼鳥じゃ! エゼキエル に 端遊」

焼鳥が11月の季語です。皮剥ぎの刑があるくらいだから、焼鳥の刑もありか・・・という感じです。エルサレム陥落により一端は帰還する希望を失った民も、エゼキエルの国家再興の預言と具体的な詳細を聞かされ、帰還の希望を抱いたのではないかと言われています。そして、エズラとネヘミヤの時代に帰還する人々たちによる第二神殿の建設と国家復興へとつながっていきます。

習字は、「淫乱と淫行の」は曲線的と直線的で、「罪」は川柳的に、「焼鳥じゃ!」はスッキリと、というつもりで書きました。


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