川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

すき焼き 136 バルトロマイ

 今日は嫁さんが日帰りで石垣に行くので、バス停まで見送ってから海沿いを走って来ました。走って帰って洗濯をしていたら、友から電話があり、那覇からのお土産を頂きました。今日の夜はケーキやお菓子でいっぱいになりそうです。

「世界史1200人」136 バルトロマイ(本名ナタナエル 30頃)

十二使徒の一人。「まことのイスラエル人」とイエスに迎えられた。バル・トロマイの語義は「タルマイの子」であり、伝統的にバルトロマイの本名はナタナエルであるという見方がされてきている。ナタナエルはガリラヤのカナの生まれである。12弟子のピリポによってイエス・キリストを紹介されたが、彼はナザレからメシヤが出るとは信じなかった。しかし、彼がイエスに会うと、すでにイエスは彼を知っており、いちじくの下にいるのを見たと聞き、彼はイエスが神の子であると信じ告白した。そして、イエスの12弟子の一人になったと言われる。イエス・キリストの復活後に、キリストにガリラヤ湖で出会った。生皮を剥がれ、斬首されるという、凄惨な最期が伝わる。ミケランジェロの「最後の審判」にも剥がれた自分の皮とナイフを持った姿で描かれている(この皮の顔はミケランジェロの自画像になっている)。

「生皮ですき焼きなんて恨めしや バルトロマイ に 端遊」

すき焼きが11月の季語です。まさに不信心者の句です。バルトロマイは、伝承ではタダイとともにアルメニアに宣教したとされ、この地方では篤く崇敬されます。アルメニア使徒教会の名は、「タダイとバルトロマイによって建てられた教会」を自負するところから来ています。

習字は、「生皮で」はその感じで、「すき焼きなんて」は楽しくやがて悲しく、「恨めしや」もその感じで、というつもりで書きました。いつも「その感じで」書いてはいるのですが・・・


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