川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

狸 163 平正盛

朝、今年最後の隣町のランでしたが、雨なので休みにしました。また来年の2月中旬頃から始めようと思います。で、僕は家でバイクを漕ぎました。 

「日本史1200人」163 平正盛(?〜1121)

忠盛の父、清盛の祖父。伊勢平氏の武将・北面武士。伊賀、伊勢に勢力を持ち、白河上皇院政に伊賀の所領を寄進するなどして重用された。1108年に出雲国で反乱を起こした源義親を討伐し、その功績により但馬守に叙任され、伊勢平氏の武名をあげた。後に丹後守、備前守を勤めた。ただし、義親の討伐に成功したのかは不明である。この事件後も義親を名乗る人物が何度も登場した。当時も勇猛な義親を、それほど武に優れているとは認知されていなかった正盛が討ったのか、疑問があったとされている。

「武名上げ褒美も嬉し狸です 平正盛 に 端遊」

狸が12月の季語です。後の歴史からも正盛はやっぱり狸の感じがします。源義親追討の恩賞については、天皇が喪に服していたために、首の請取は後回しにして決められました。正盛が比較的豊かな但馬の国守に任じられただけではなく、審査なしで子弟郎党に対しても恩賞が実施されました。正盛が白河法皇のお気に入りであったからではないかとの推測もあります。

習字は、「武名上げ」は怪しく、「褒美も嬉し」は嬉しく、「狸です 」はとぼけて、というつもりで書きました。


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