川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

雪鬼 187 源義光

 朝、今日も雨なので少しゆっくり起きて、バイクを漕ぎました。明日も明後日も雨のようです。昨日、久しぶりに島でコロナ感染者が一人でました。本当に一人かな・・・

「日本史1200人」187 源義光(1045〜1127)

源頼義の3男、義家の弟。近江国新羅明神元服し、新羅三郎と称した。後三年の役で長兄の義家が苦戦しているとの知らせを受けると、官奏して東下を乞うたが許されず、官を辞して陸奥国に向かい、義家と共に金沢柵で戦い、清原武衡・家衡を捕縛し斬首し、合戦は終了した。戦後、常陸国の有力豪族の常陸平氏から妻を得て、その勢力を自らの勢力としていく。義光は源氏の棟梁の座を狙い、義家の子・義忠を暗殺した黒幕とされる。郎党の鹿島三郎に命じて、義忠を暗殺させ、鹿島三郎は三井寺に逃亡するも義光に組した弟・快誉らの手によって生き埋めにされ殺害されたとされる。この事件は義家死後の河内源氏の内部対立の影響とみられるが、真相は不明である。

「兄ちゃんを助けて何故か雪鬼コ 源義光 に 端遊」

雪鬼が1月の季語です。雪国の伝説、女・子供・老婆などの姿で迷い歩くと伝えられます。義家の子・義忠を雪鬼コにしました。義光の子孫は在地武士として発展しました。本家の河内源氏に対しては、義光系の甲斐源氏が一族内で分裂をせず頼朝軍に合流したため、影響力を維持しましたが、その勢力の大きさが警戒され、分裂策により御家人化していきました。

習字は、「兄ちゃんを」はサラリと、「助けて何故か」はクネクネと、「雪鬼コ」は面白く、というつもりで書きました。


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