川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

地蜂 243 大庭景義

 昨夜は土踏まず周辺が攣り眠れませんでした。で、朝は基礎英語3を聴きながらゆっくりと走り、30分走った所で戻って来ました。

「日本史1200人」243 大庭景義(?〜1210)

鎌倉幕府ご意見番源義朝に従軍し、保元の乱で敵対した源為朝の矢により負傷し、これ以降歩行困難の身となり、第一線を退いて懐島郷に隠棲したが、源頼朝が挙兵するとそれに従い、その後は幕府の長老格として頼朝を助けた。

「片足の地蜂でござるご見参 大庭景義 に 端遊」

地蜂が4月の季語です。クロスズメバチのことです。地方出の一本足無し蜂が頼朝に「ご覧下され!」と・・・本当は雄蜂は働きませんが・・・後に景義は出家していますが、その2年後に「頼朝公の旗揚げより大功ある身ながら疑いをかけられ鎌倉を追われ、愁鬱のまま3年を過ごして参りました」と書面を奉じて許されたとあり、何らかの事件により失脚した可能性が高いとされています。

習字は、「片足の」はサラリと、「地蜂でござる」は明るく、「ご見参」は大胆に、というつもりで書きました。


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