川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

グッピー 280 西行

 朝、一人で海沿いを走って来ました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら53.6kgと先週より1.3kg減っていました。

「日本史1200人」280 西行(1118〜1190)

僧、歌人。かつては名を佐藤義清といい、朝廷を守る北面の武士であったが、23歳の時に突然出家した。出家後は、奥羽地方高野山を回り、縁のあった崇徳院の陵墓を訪ね四国へも行くなど旅を重ねた。和歌は約2300首が伝わる。歌風は率直質実を旨としながら、強い情感をてらうことなく表現し、隠棲趣味の和歌を完成させた。また俗語などを歌の中に取り入れるなどの自由な詠み口もその特色である。西行は旅の中にある人間として、あるいは歌と仏道という二つの道を歩んだ人間として尊崇されており、宗祇や芭蕉にとっての西行は全人的な存在であって、歌人としての一面をのみ切り取ったものではなかった

「人生は果て無い旅かグッピーよ 西行 に 端遊」

グッピーが5月の季語です。果て無くスイスイと行ったり来たりです。「ねかはくは はなの下にて 春死なん そのきさらきの 望月のころ」と自身で詠んだように、西行は桜の季節の陰暦2月16日(釈迦の涅槃の日)に死去しました。

習字は、「人生は」はスッキリと、「果て無い旅か」は弱く、「グッピーよ」は強く、というつもりで書きました。


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