川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

竹落葉 290 加藤景正

 朝、一人で海沿いを走って来ました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら53.6kgと先週より0.3kg増えていました。一見普通ですが、昨日の夕方やっと大腸がん検診のための採便ができたので、その後に体重を測ったら55.1kgでした。半日で1.5kgも変わるのかな・・・

「日本史1200人」290 加藤景正

陶工。通称を四郎左衛門といい、略して藤四郎とも呼ばれる。1223年、道元とともに宋に渡り製陶法を学び、帰国後に尾張国(愛知県)瀬戸に窯を開いたとされ、瀬戸焼の開祖とされる。愛知県瀬戸市には深川神社の境内社として景正を祀った「陶彦神社」が存在する。また、景正の遺徳を偲ぶ祭りとして1962年に「せと陶祖まつり」が始まり、毎年4月下旬ごろ開催されている。

「伝来の窯は煙いか竹落葉 加藤景正 に 端遊」

竹落葉(タケオチバ)が6月の季語です。竹の新葉は夏に出ます。替りに黄ばんだ古葉が落ちます。風もない静かな竹林で、宋伝来の窯からの煙に誘われるように古葉が舞います・・・現在瀬戸、美濃では陶祖と言われると加藤景正の事をさしますが、景正の子孫並びに末裔が岐阜県多治見市、土岐市可児市などに移り住み、景正の末裔がそれぞれの村(現在は町単位)での陶祖とされ現在に至っています。

習字は、「伝来の」は異国的に、「窯は煙いか」はフワリと、「竹落葉」は揺れるように、というつもりで書きました。


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