川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

百足 293 楠木正成

 朝、隣町でのランの日でしたが、雨が降っていたので休みとし、バイクを漕ぎました。今日は明日からの内地に向けての準備です。

「日本史1200人」293 楠木正成(?〜1336)

鎌倉時代の新興武士「悪党」であり、1331年の後醍醐天皇による元弘の変に応じて挙兵した。総勢数百人で赤松城や千早城にこもり、足利尊氏ら幕府の大軍を相手に、熱湯・大木・大石などを投下するゲリラ戦で活躍した。さらに後醍醐天皇隠岐島流罪となっている間、 第1皇子の護良親王らと倒幕に導いた。しかし建武の新政の悪政に悩まされ、最後は足利尊氏の弟・足利直義と戦って敗れ、弟の楠木正季と互いに刺し違えて自害した。南朝寄りの「太平記」ばかりでなく北朝寄りの「梅松論」でも、正成は高潔な武士として描かれている。

「高潔に百足糞尿それ落とせ 楠木正成 に 端遊」

百足(ムカデ)が6月の季語です。糞尿は投下したようです・・・鉄道唱歌東海道64番では「七たびうまれて君が代を 守るといひし楠公の いしぶみ高き湊川 流れて世々の人ぞ知る」とうたわれ、正成の死が惜しまれています。

習字は、「高潔に」はスッキリと、「百足糞尿」は混じり合っているように、「それ落とせ」はサラリと、というつもりで書きました。


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