川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ラムネ 309 高師直

 昨夜は東京の会社時代の友と嫁さんと三人で懐かしい居酒屋で楽しく飲みました。帰りは嫁さんとフラリフラリと歩いて帰って来ました。家に着いてからアリ退治をしました。今日のランはお休みです。

「日本史1200人」309 高師直(?〜1351)

武将。室町幕府創設の功により執事に任じられ権勢を振るった。革新的な政策と急速な勢力拡大から、将軍弟の足利直義と対立、なかば隠居していた将軍・尊氏も巻き込む足利氏の内紛である観応の擾乱に発展した。一時は直義を制するが、南朝側へ離反して武力を回復した直義との戦いで敗北し殺害された。合理主義者だった師直は「天皇だの院は必要なら木か金でつくって、生きているそれは流してしまえばよい」と言ったという。こうした姿勢は「婆娑羅」と呼ばれ、新興武士たちに支持された。

天皇もバッサリ婆娑羅ラムネ飲む 高師直 に 端遊」

ラムネが7月の季語です。カッコいい先端の飲み物的な意味で使いました・・・師直は後醍醐天皇が定めた先駆的な法制度を改良して幕政に取り入れ、弱小な武士・寺社への救済をより実際的にして、室町幕府への求心力を高めました。

習字は、「天皇も」は幼く、「バッサリ婆娑羅」は強弱を付けて、「ラムネ飲む」はサラリと、というつもりで書きました。


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