川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夏の雲 310 菊池武光

 朝、善福寺川沿いを走る途中で転びました。下り坂で少し勢いがついたので、ガンと転びました。途中の水道で傷を洗いなんとか走り切りました。家に帰って消毒液をつけたら、ガーンと痛みました。

「日本史1200人」310 菊池武光(?〜1373)

肥後国(熊本県)の武士、菊池武時の子。1348年、征西大将軍懐良親王を肥後に迎え、九州各地に転戦し南朝勢力を拡大した。中でも史上名高い筑後川の戦いは、菊池軍4万(南朝方)・少弐軍6万(北朝方)の兵力を擁したと伝わり、九州の合戦史上最大の戦いとなったが、1361年ついに古より九州の「首府」であった大宰府の制圧に成功した。しかし1372年、北朝の名将・今川了俊に敗れ、11年に亘って九州に覇を唱えた征西府は崩壊した。

もっこすの憧憬の地や夏の雲 菊池武光 に 端遊」

夏の雲が7月の季語です。雄大な山のような入道雲です。もっこすは肥後方言で意地っ張りです。憧憬の地は古からの首府・太宰府です・・・明治時代に入り、熊本県菊池市菊池神社が創建されると、主祭神の1柱として祀られ、1902年(明治35年)には南朝への忠勤が賞されて、従三位贈位されました。

習字は、「もっこすの」は強く、「憧憬の地や」は強弱を付けて、「夏の雲」はサラリと、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20220708104133j:image