川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

サングラス 313 足利義満

昨夜は、島に住み始めたばかりの頃に知り合った友と、久しぶりに楽しくおしゃべりし飲みました。今日の朝は雨なので、もし上がったら善福寺川沿いを走ろうと思います。

「日本史1200人」313 足利義満(1358〜1408)

室町幕府第3代将軍、足利義詮の子。父の病死により10歳で将軍となった。22歳になると、有力守護大名を討伐して将軍権力を高めた。また三種の神器北朝側へ返還させて、1392年には南北朝合一を実現した。さらに、これらの問題に協力して勢力を拡大した大内義弘を、挑発して挙兵に追い込み討伐した。国内を制圧した義満は倭寇を取り締まり、1404年から明との勘合貿易を始めた。また、鎌倉時代から武士の上層部に広まった臨済宗のために、北山に舎利殿(金閣)を建てた。

「将軍は駆け引きだけとサングラス 足利義満 に 端遊」

サングラスが7月の季語です。居直った義満です・・・大国「明」に憧れていた義満は、1394年の改元の議で、明の皇帝・洪武帝にあやかって「洪」を提案しましたが、洪水を連想させると却下されました。ヘソを曲げた義満は以後改元しなかったので「応永」は明治以前では最長期間の元号となりました。

習字は、「将軍は」は幼く、「駆け引きだけと」は強弱を付けて、「サングラス」は強く、というつもりで書きました。


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