川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

閻魔参り 319 足利持氏

 朝、一人で海沿いを走って来ました。どうにか通して走りました。今週は半分の日課でのんびりしようと思います。

「日本史1200人」319 足利持氏(1398〜1439)

第4代鎌倉公方(長官)。関東に支配権を延ばそうとする京都の幕府将軍と、それに抗する鎌倉公方の衝突は宿命的なものであった。さらに、第4代将軍・義持の死に伴い将軍職は籤引きで義教が相続したが、義持の猶子となっていた持氏は不満を持ち、祝いの使者を送らなかった。加えて、持氏の嫡子・賢王丸が元服を迎えて名を改める際、本来ならば将軍に一字を拝領する慣例であったが、それを行わず「義久」と名付けるなど、将軍・義教との対立は深刻となり、孤立無援となって自害した。

「公方だぜ閻魔参りと洒落込むか 足利持氏 に 端遊」

閻魔参りが7月の季語です。地獄の釜の蓋が開いて責め苦から開放される日です。孤立無援で自害しても地獄に仏だったかな・・・持氏は1409年に父の死去によって鎌倉公方となりましたが、以来、不満・争いの人生だったようで、自分から孤立無援の道に向かった感があります。

習字は、「公方だぜ」はくどく、「閻魔参りと」は強く、「洒落込むか」はサラリと、というつもりで書きました。


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