川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ねぶた 332 富樫政親

 朝、一人で海沿いを走って来ました。久しぶりに気持ちよく走りました。70歳の走りにつながればいいなァ・・・

「日本史1200人」332 富樫政親(1455〜1488)

1467年、応仁の乱が勃発すると細川勝元方の東軍に与した。ところが、弟・幸千代が山名宗全方である西軍に与して敵対したため、家督を争う羽目となった。一旦は幸千代に敗れて加賀を追われたが、浄土真宗本願寺派門徒などの支持を得て、幸千代を加賀から追い出し再び当主の座に就いた。しかし、本願寺門徒の力の大きさを思い知らされて弾圧に転じたため、20万人規模の一向一揆が起き、高尾城を囲まれ自害した。(加賀一向一揆)

「百姓も仏ねぶたもラッセラー 富樫政親 に 端遊」

ねぶたが8月の季語です。青森県の代表的な祭りです。武者ねぶた・扇ねぶたなど紙張り灯籠そのものをも言います。ラッセラーはねぶたの前で踊る「跳ね人」のかけ声です・・・一向一揆の後は、1580年に織田信長に敗れるまでの90年間、加賀は「百姓の持ちたる国」と呼ばれる状況となりました。

習字は、「百姓も仏ねぶたも」は少し弱く、「ラッセラー」は大胆に一揆のように、というつもりで書きました。


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