川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

魂祭 334 尚巴志

 朝、一人で海沿いを走って来ました。昨夜、1杯だけ多く飲んだ酒で1時間遅く起きたので、少し短いランにしました。

「日本史1200人」334 尚巴志(1372〜1439)

初代琉球国王小国家の南山・中山・北山の三山を統一して、琉球最初の統一王朝を成立させた。在位中は首里城を拡張整備し、王城にふさわしい城とした。あわせて安国山に花木を植え、中山門を創建し外苑を整備した。また那覇港の整備を進め、中国(明)をはじめ日本、朝鮮、南方諸国等、海外諸国との交易を盛んに行い、琉球の繁栄の基礎をもたらした。父・思紹、母・美里子の娘の長男として生まれたが、父の思紹は「苗代大親(ナワシロウフヤー)」ともいわれる。また、尚巴志は当て字とされるが、読み方は「しゅあじ(小按司)」「チョーハチ」「さばち」「すざ」説などあるが定説はない。

「王朝を世界に開き魂祭 尚巴志 に 端遊」

魂祭が8月の季語です。本来はお盆の期間の祖先の霊の祭りです。琉球王国の歴史書中山世鑑」では、源為朝が沖縄に逃れ、琉球王家始祖の舜天になったとされます。王家だけでなく琉球の人々も日本からの渡来人であるとされます。

習字は、「王朝を」はスッキリと、「世界に開き」はおおらかに、「魂祭」は強く、というつもりで書きました。


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