川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

銀河 335 細川勝元

 朝、一人で海沿いを走って来ました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら53.5kgと、先週より0.4kg増えていました。

「日本史1200人」335 細川勝元(1430〜1473)

室町時代の武将、室町幕府管領、東軍総大将。13歳で家督を継ぎ、16歳で管領となり、以後3度・通算21年間同職に在任した。軍事よりも謀略、駆け引きに長じ、強大化した山名宗全の女婿となって関係を結んだ。 しかし次第に宗全と対立するようになり、1467年、将軍家の跡目を巡って勝元が足利義視を、宗全が日野富子の子・足利義尚を支援して応仁の乱が勃発し、有力武家家督争いなども絡み、以後11年間抗争を繰り返した。勝敗が決まらないままに1473年、宗全が病死したのに続いて勝元も同年に病死した。勝元は文化人としても優れ、石庭で有名な龍安寺を建立した。

「銀河背に石庭は秘す乱や乱 細川勝元 に 端遊」 

銀河が8月の季語です。銀河と石庭と乱に継ぐ乱の時代を組合せました。勝元は和歌・絵画・鷹狩・犬追物などを嗜み、また医術を研究して医書「霊蘭集」を著すなど多趣味でした。

習字は、「銀河背に」はスッキリと、「石庭は秘す」は強弱を付けて、「乱や乱」は大胆に、というつもりで書きました。


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