川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

曼珠沙華 352 土佐光信

 昨日は、いつもの日課の他に、草取り・本の借用・敬老祝い金申込み・銀行振込そしてパン作りとてんこ盛りでした。で、今日はなかなか起きられませんでしたが、一人で海沿いを走って来ました。

「日本史1200人」352 土佐光信

大和絵師。室町から戦国時代にかけて活躍した。宮廷の絵所預を務め、土佐派の地位を確立した。公家や武家、寺社のため多くの作品を描き、大和絵の題材・技法・様式を拡大した。特に絵巻物が巧みで伝統的な絵巻の他に、当時「小絵」と呼ばれた小型絵巻を描いた。また、肖像画も評価されていた。

「無いことを有るかの如く曼珠沙華 土佐光信 に 端遊」

曼珠沙華(マンジュシャゲ)が9月の季語です。彼岸花です。サンスクリット語で天界に咲く花という意味です。光信がよく描いた縁起絵巻に似合いそうなので使いました・・・光信は連歌を好み、心敬や宗祇など当時を代表する連歌師と一緒に句を詠み、また、源氏物語の学習に努めました。こうした貴顕との交流や教養が、パトロンを得る手がかりになると共に、光信の絵に画趣を与えたと考えられます。

習字は、「無いことを」はサラリと、「有るかの如く」は少し強く、「曼珠沙華」はフワリと、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20220906112343j:image