川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鯊(ハゼ) 355 明兆

 昨日、四日目のロングランをしたら、さすがに足がバテたので、今日はウォーキングで最西端の灯台に行って来ました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら54.3kgと先週より0.5kg増えていました。

「日本史1200人」355 明兆(吉山明兆;1352〜1431)

東福寺・画僧。禅僧の地位より絵を選び、足利義持にも絵を好まれ、寺院専属の画家として名を上げた。作風は、北宋の李竜眠や元代の仏画を下敷きにしつつ、輪郭線の形態の面白さを強調し、東福寺系以外の寺院からも注文が来るようになり、室町時代仏画の大きな流れとなってゆく。生涯、殿主(仏殿の管理)の地位にあったことから、兆殿主と称された。代表作は「五百羅漢図」。

「鯊(ハゼ)に聞く悟りの顔のイロハニホ 明兆 に 端遊」

鯊(ハゼ)が9月の季語です。頭と口の大きい魚で、とぼけた顔は悟ってもいるようです・・・東福寺には、「聖一国師像」や「四十祖像」「寒山拾得図」「十六羅漢図」「大涅槃図」など、多くの著名作品があります。

習字は、「鯊に聞く」はサラリと、「悟りの顔の」は強弱をつけて、「イロハニホ」は何となく、というつもりで書きました。


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