川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

千草 359 池坊専慶

 朝、一人で海沿いを走って来ました。足が重かったのですが、それなりに走ることが出来ました。嫁さんは台風で折れた草木の掃除をしました。

「日本史1200人」359 池坊専慶

京都・頂法寺(六角堂)の僧、日本最古の花道家元・池坊の祖。応仁の乱前の長禄・寛正(1457~66)の頃に立花(タテハナ)の名手として名を上げた。「碧山日録」には、武将・佐々木高秀の招きを受けた専慶が、金瓶に数十枝の草花を立てたところ、洛中の好事家がこぞって見物し感心したと記している。

「ちょんと切る千草びっくり池坊 池坊専慶 に 端遊」

千草(チグサ)が9月の季語です。秋の草花の総称です。名手が活けると、花は新たな生命を貰ったようです・・・僧侶・専慶は仏前供養の花から、観賞に堪える挿花へとその第一歩を踏み出し、芸術性を高め、後代の専応・専好らに技術を伝えました。

習字は、「ちょんと切る」はサラリと、「千草びっくり」はのびのびと、「池坊」は控えめに、というつもりで書きました。


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