川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鳥兜 149 テオドラ

 朝、一人で海沿いを走って来ました。土曜日・日曜日と涼しかったのですが今日は31℃まで上がるようです。

「世界史1200人」149 テオドラ(500?〜548)

ユスティニアヌスの王妃。サーカスの熊使いの娘で、貧しい踊り子だったが、ユスティニアヌスが一目惚れして結婚した。皇帝を助け、時には叱責し、国政に関与した。「ニカの反乱」では、一時は船で逃亡を図ったユスティニアヌスに対し、剛胆な妃は「逃げて生き延びるよりも死を!帝位は最高の死装束!」と諌め、武力鎮圧を成功させた。

「踊り子のにやりタメ口鳥兜 テオドラ に 端遊」

鳥兜が9月の季語です。猛毒を持つ植物で、花の形は舞楽に出る人の冠に似ています。テオドラのようです・・・テオドラはサーカスの踊り子として、娼婦的な仕事もしていました。当時、踊り子と元老院議員との結婚は禁じられていましたが、ユスティニアヌスが伯父の王に法を改正してもらって結婚にこぎつけました。

習字は、「踊り子の」は強く、「にやりタメ口」はくどく、「鳥兜」は大胆に、というつもりで書きました。


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