川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

黍 153 カール・マルテル

 昨夜は蚊に刺され、起きて蚊取り線香を探して点けて、やっと眠ることができるなと思ったら、訳の分からない夢をいっぱい見て・・・起きたのは1時間半遅れでした。体重を測る日なので、頑張って海沿いを走って来ました。シャワーを浴びてから体重を測ったら52.2kgと先週より0.1kg減っていました。来週、東京に行ったら、心置き無く食べられそうです。

「世界史1200人」153 カール・マルテル(689?〜741)

カロリング家出身のフランク王国・宮宰。8世紀の西ヨーロッパは、イスラム軍の攻撃を受け危機に瀕していた。マルテルはトゥール・ポワティエの戦いでウマイヤ朝の進撃を食い止め、西ヨーロッパへのイスラム教徒の侵入をイベリア半島でとどめたことで名高い。後のレコンキスタへの基盤が作られた。マルテルは全国の土地の3分の1を騎士たちに分配することで、強力な直属の軍隊を組織し、その結果迎撃に成功した。これは封建的主従関係の始まりと考えられている。歴史家のエドワード・ギボンは著書「ローマ帝国衰亡史」の中でマルテルを中世最高のプリンスと称えた。

「よ!プリンスイスラムを刈れ黍を刈れ カール・マルテル に 端遊」

黍(キビ)が9月の季語です。米・小麦と同じイネ科です。黍は騎士たちに与えた土地の象徴としました・・・マルテルの死後、役職は当時のフランクの習慣に従って息子達へ分割相続されましたが、その中から小ピピンが兄や弟を抑えてフランク王国全体を統率し、カロリング朝を開く事となりました。

習字は、「よ!プリンス」はカッコつけて、「イスラムを刈れ」は強く、「黍を刈れ」は明るく、というつもりで書きました。


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