川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

毛糸 177 ルイ13世

 朝、善福寺川沿いを走って来ました。何だかフラフラで、ヘトヘト走りでしたが、最後だけしっかり走りました。

177 ルイ13世(1601〜1643)

フランス王。父アンリ4世の暗殺後、ブルボン朝2代目として9歳で即位した。母マリ・ド・メディシスが摂政となったが、成長とともにマリの政策に反感を持つようになり、マリの寵臣コンチーノを暗殺し、母を幽閉して、名臣リシュリューを宰相に任命した。内政では貴族やユグノーの反乱を鎮め、外交ではドイツの三十年戦争に新教徒側として介入し、ハプスブルク家を牽制した。こうして、ブルボン朝絶対王政が確立することになった。「アマリリス」の作曲でも有名なルイ13世は、22歳にして脱毛症で悩んだ。かつらを付けた王を気遣って、側近が皆かつらを付けたため、以後かつらが流行したという。

「毛糸でも忖度かつら歌います ルイ13世 に 端遊」

毛糸が11月の季語です。歌うのはアマリリスで、句は側近の様子になりました・・・ルイ13世とアンヌ王妃が仲睦まじかったのはごく短い間です。しかし、23年間の結婚生活と4度の流産を経て、アンヌは男子を出産しました。ルイ13世が41歳で崩御すると、わずか4歳のルイ14世が継ぐことになります。

習字は、「毛糸でも」は大胆に、「忖度かつら」は可笑しく、「歌います」は楽しく、というつもりで書きました。


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