川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鍋焼き 196 ロビン・フッド

昨日は雨模様の天気で、午後は横になって休んでいました。休んだお陰で、手術したお腹が軽くなったような感じです。

「世界史1200人」196 ロビン・フッド(?〜1241?)

イギリス、リチャード1世時代の伝説上の義賊。「弓の名手で、イギリスのノッティンガムのシャーウッドの森に住むアウトロー集団の首領で、リチャード1世の外征中に、王に就いた弟のジョンの悪政に反発して、横暴な政府高官らから奪った金品を、貧者に与え弱者を助けた。」という設定は比較的新しく、19世紀あたりからとされる。緑色の服をまとう人物として描かれる。イギリスの国民的英雄である。

「ビュッと射ち悪王ジョンは鍋焼きじゃ ロビン・フッド に 端遊」

鍋焼きが11月の季語です。本来は鳥肉・魚・野菜などの鍋料理です・・・ロビン・フッドは14世紀のウィリアム・ラングランドの長編詩「農夫ピアズの夢」の中で、物語として初めて登場します。古い伝承では、ノルマン人に抵抗するサクソン人の非小作農民となっており、その後ノルマン人に所領を奪われたマリアン(娘・妻・未亡人?)とのロマンスや、十字軍帰りなどの設定が加わり、さらにリチャード1世時代の人物となりました。

習字は、「ビュッと射ち」はスッキリと、「悪王ジョンは」は幼く、「鍋焼きじゃ」は楽しく、というつもりで書きました。


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