川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

嚔(クサメ) 197 エドワード1世

今日は、手術後初めての外来検診の日です。今後の治療や検査の方針がほぼ決まり、島へ帰る日や、3年あるいは5年間の東京と島の過ごし方が、見えればと思っています。

「世界史1200人」197 エドワード1世(1239〜1307)

イギリス王、父はヘンリ3世。30歳で最後となる第7回十字軍に参加する。従軍中に父ヘンリ3世が没したため遠征中に即位した。十字軍の指揮を執ったフランス王ルイ9世が病没し、軍が崩壊したため帰国し、35歳で戴冠式をあげた。武勇に優れるが内政にも長け、行政・司法の改革を行い「立法者」の異名をとった。また、後世に残る「模範議会」を開催した。これは聖職者・貴族・各州の騎士2名・各都市の市民2名で構成された身分制議会である。また、産業の発展を重視して、羊毛や酒の生産を奨励した。

「嚔する模範議会がビクリとし エドワード1世 に 端遊」

嚔(クサメ)が12月の季語です。くしゃみのことです。身分制なので始めは緊張しただろうな・・・エドワード1世は、ウェールズを征服し、息子がウェールズで誕生した時「プリンス・オブ・ウェールズ」の称号を与えました。これは今でもイギリス皇太子の称号となっています。

習字は、「嚔する」は大胆に、「模範議会が」はスッキリと、「ビクリとし」は秘かに、というつもりで書きました。


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