川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

日向ぼこ 203 エドワード6世

今日は国立博物館に行き、一日中歩くことになるので、ランは休みにしました。外に出るので美味しいものを食べたいな・・・

「世界史1200人」203 エドワード6世(1537〜1553)

イギリス王。ヘンリ8世の3番目の王妃ジェーン・シーモアの子。ヘンリー8世の嫡出男子で唯一存命していたエドワードは、父の崩御に伴い9歳で即位し、伯父であるエドワード・シーモアが事実上の支配者となった。シーモアが反逆罪で処刑されると、ジョン・ダドリーが実権を握り、エドワードの崩御が近いと悟ると、継承順位が低いジェーンを後継として指名するようにエドワードに迫った。結局エドワードはそれを了承し15歳で崩御した。エドワード6世の治世では、礼拝統一法の制定などにより、国教会の脱カトリックが進んだ。日記が残っており、英語で記載された日記として最古とされる。後にマーク・トウェイン作「王子と乞食」の主人公にされた。

「即位してアもイも言えず日向ぼこ エドワード6世 に 端遊」

日向ぼこが12月の季語です。怖い大人に睨まれて日向ぼこくらいしかできなかったかな・・・ダドリーの目論見を危険視した政府は、急遽メアリー王女をロンドンへ呼び戻し、民衆の熱烈な支持を受けて正統の女王となり、ダドリー親子とジェーン・グレイは反逆罪で斬首刑となりました。

習字は、「即位して」は強く、「アもイも言えず」はクチャクチャに、「日向ぼこ」は幼く、というつもりで書きました。


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