川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

初夢 219 ヘンリ3世

昨日は町の成人式で、夜は再度お祝いに行きました。北海道からも昔からの友が来てくれて、いっぱい飲んでしまいました。

219 ヘンリ3世(1207〜1216)

イギリス王、ジョンの長男。9歳で即位した。対仏戦などの失敗で財政難に陥り「マグナ・カルタ」を無視して増税を図った。シモン・ド・モンフォールなど貴族らの反乱を受け、身分制議会を招集し、王権に制限を加えられた。50年を超える長い治世において目立った成果を挙げることはできなかったが、国王裁判所が着実に活動し、コモン・ローが王国に進展した時代とも評される。非常に信心深く、エドワード懺悔王を好み、ウェストミンスター寺院を現在の姿に大改築したことで知られる。

「初夢は朕が法じゃと高笑い ヘンリ3世 に 端遊」

初夢が新年の季語です。議会やコモン・ローなど王も威張れなくなって来ました・・・王妃はフランス王ルイ9世の王妃の妹であるため、ヘンリ3世とルイ9世は義理の兄弟関係にあります。さらに下の妹二人も含め四人全員が王妃となっています。この時代のイングランド王家とフランス王家の関係がわかります。

習字は、「初夢は」はスッキリと、「朕が法じゃと」は強く、「高笑い」は嘘っぽく、というつもりで書きました。


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