川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒い春 239 カール6世

朝、いつものように起きたのですが、「頑張りすぎオジサン」はちょっとまずいなと思い、また寝ました。それから、本当はオジイサンだけど、実感がわきません・・・

「世界史1200人」239 カール6世(1685〜1740)

オーストリア皇帝、神聖ローマ皇帝。スペインのハプスブルク家が断絶したとき、王位継承を主張してスペイン継承戦争を起こした。しかし、兄ヨーゼフ1世の急逝により神聖ローマ皇帝として即位した。東西両方面への領土を拡張し、ハプスブルク君主国史上最大の版図を築き上げた。さらに国事詔書で領土不分割と男子相続を宣言したが、男子が1歳で死去したため、長女マリア・テレジアに家領を継承させることになり、周辺国に対し外交的譲歩を繰り返さざるを得なくなった。狩猟の最中に突如腹痛を訴え、闘病の末56歳で崩御したが、その翌年に待ち望んでいた男児が誕生した(皇帝ヨーゼフ2世)。

「大領土女に?そんな!寒い春 カール6世 に 端遊」

寒い春が2月の季語です。寒い春は、心にあせりのようなものも、生まれます・・・カールが後半生を傾け、所領と引き換えに取り付けた約束は反故にされ、オーストリア継承戦争が勃発しました。

習字は、「大領土」は強く、「女に?そんな!」は悔しく、「寒い春」は弱く、というつもりで書きました。

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